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創立100周年記念演奏会
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出演者紹介
■指揮:小玉 晃 Akira Kodama
京都市立芸術大学大学院で蔵田裕行氏に学んだ後渡墺。ヴィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科修了。ドイツ歌曲をモーア、ホッター、シュライヤー、ヘフリガー、ベリー他に、発声を宮廷歌手ニコロヴァに学ぶ。
ベートーヴェン『第九』、バッハ『マタイ受難曲』などのたくさんのソリストを務める他、自らオーケストラを指揮しながらソロを歌う(振り歌い)など演奏の可能性を広げている。
クリアな歌声を生み出す独自の発声メソッドには定評があり、自身が主催する《小玉メソッド》での指導の他、国内外からの指導依頼も多い。効率よく上達できる発声体操のYouTube動画は各方面から大きな反響を得ている。
J.S.G.国際歌曲コンクール第1位。青山音楽賞、松方ホール音楽賞大賞他受賞。
混声合唱団スコラ・カントルム神戸、京都混声合唱団、女声合唱団ヴォヮ・ドゥ・ママン、サントリー1万人の第九、パナソニック合唱団他指導者。
大阪音楽大学、同志社女子大学、県立西宮高校音楽科講師。関西二期会会員。小玉メソッド主宰。シューマン《詩人の恋》、日本の歌を集めた《うたの絵本》、シューベルト《冬の旅》のCDをリリース。
ホームページ kdmm.jp
■エヴァンゲリスト/テノール:
清水 徹太郎 Tetsutaro Shimizu
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第33回飯塚音楽コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール入選他多数上位入賞。文部科学大臣賞、平成29年度坂井時忠音楽賞、平成30年兵庫県芸術賞奨励賞、令和5年度京都府文化賞奨励賞他多数受賞。「カルメン」「魔笛」「夕鶴」「ラインの黄金」「メデア」等、現在まで50演目以上のオペラに主要役で出演。バッハ作曲「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマスオラトリオ」「ロ短調ミサ曲」といった四大オラトリオをはじめ、ハイドン作曲「天地創造」、ヘンデル作曲「メサイア」、モーツァルト作曲「レクイエム」、ヴェルディ作曲「レクイエム」など多くの宗教曲ソリストを務める。C=エッシェンバッハ指揮 マーラー作曲「千人の交響曲」、チョン=ミョンフン指揮 ベートーヴェン作曲「第九」、A=ゼッダ指揮 ロッシーニ作曲「スターバトマーテル」等海外アーティストとも国内外で多く共演を果たす。藤原歌劇団団員、びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。兵庫県音楽活動推進会議員。滋賀大学、大阪音楽大学、京都市立芸術大学講師。
■イエス:三原 剛 Tsuyoshi Mihara
大阪芸術大学卒業。
1991年第22回日伊声楽コンコルソ金賞受賞。92年日本音楽コンクール第1位。翌93年には、五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、後に五島記念文化財団奨学生としてドイツのケルンに留学。留学中ベルリンでの演奏はベルリナーポスト誌上にて絶賛された。その後ハーゲン歌劇場、ヴィッテン、グンマースバッハ両歌劇場にも出演し好評を博した。国内においても『魔笛』(日生劇場)『フィガロの結婚』ほか多くのオペラに出演。2006年ヘンツェのオペラ「午後の曳航」で、ザルツブルク音楽祭、フィルハーモニー(ベルリン)、オーディトリウム(トリノ)に出演するなど国際舞台でも実績を上げる。NHK交響楽団をはじめ国内主要オーケストラと共演を重ねており、バロック期から現代作品に至る幅広いレパートリーで高い評価を得ている。
NHK「名曲アルバム」「ふるさとの歌にっぽんの歌」「ニューイヤーコンサート」などラジオ、テレビでも活躍。
これまでに第9回新・波の会日本歌曲コンクール第1位、第7回グローバル東敦子賞、平成17年度大阪文化祭賞などを受賞。
バリトノ・カヴァリエーレ(騎士的バリトン)と評される豊かで気品に溢れる声と多彩な表現力は、多くの賞賛を集めている。
大阪芸術大学演奏学科教授。
■ソプラノ:田中 彩子 Ayako Tanaka
18歳で単身ウィーンに留学。22歳でスイスベルン州立歌劇場にて同劇場日本人初かつ史上最年少でソリスト・デビューを飾る。 その後ウィーン、パリ、ロンドン等、国内外問わずグローバルな活動を続けている。 エステバン・ベンセクリが彼女の声をもとに作曲した「コロラトゥーラ・ソプラノとオーケストラのための5つのサークルソング」でアルゼンチン最優秀初演賞を受賞。同アルバムは英国BBCクラシック専門音楽誌にて5つ星に評された。 日本でも2014年のデビュー以来、国内での演奏活動を重ね、MBS「情熱大陸」やNHK BS「ザ・ヒューマン」などのメディアにも多数出演。また、日本シリーズやボクシング世界タイトルマッチ、世界バレーなどで国歌独唱を務めるなど幅広く活躍している。 UNESCOやオーストリア政府の後援によりウィーンで開催されている「国際青少年フェスティバル」への特別参加や、アルゼンチン政府が支援し、様々な人種や家庭環境で育った青少年に音楽を通して教育を施す目的で設立されたアルゼンチン国立青少年オーケストラとも共演、支援するなど、社会貢献活動にも携わっている。
2019年 Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選出。京都府あけぼの賞受賞。 様々な環境に置かれる子ども達に音楽を通した教育プログラムを考えていく一般社団法人 Japan MEP/代表理事、エルシステマ舞鶴子どもコーラス特別顧問、学校法人AICJ鷗州学園理事長。
■アルト:清水 華澄 Kasumi Shimizu
©matron |
静岡県出身。国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外派遣研修員およびローム・ミュージック・ファンデーション在外音楽研究員として渡伊。新国立劇場、東京二期会、日生劇場、兵庫県立芸術文化センターなどのオペラ公演に出演を続け、その卓越した演唱が高く評価されている。近年では新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』(新制作)女主人役、『リゴレット』(新制作)マッダレーナ役、東京二期会『ドン・カルロ』エボリ公女役、兵庫県立芸術文化センター『蝶々夫人』スズキ役で出演。コンサートソリストとしても、マーラー交響曲第2番『復活』、第3番、第8番『千人の交響曲』、ヴェルディ『レクイエム』、ベートーヴェン交響曲第9番等で国内のオーケストラと共演を重ね、国内外の著名な指揮者から信頼されている。国立音楽大学・大学院准教授。名古屋音楽大学客員准教授。三島せせらぎアンサンブルメンバー。二期会会員。
■バス:黒田 祐貴 Yuki Kuroda
東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。Chigiana 音楽院でディプロマ取得。第87回日本音楽コンクール声楽部門第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。第20回東京音楽コンクール声楽部門第3位。兵庫県立芸術文化センターのオペレッタ《メリー・ウィドウ》ダニロでオペラ・オペレッタデビュー後、アントネッロ《ジュリオ・チェーザレ》アキッラ、サントリーホール《リナルド》アルガンテ、日生劇場《セビリアの理髪師》フィガロ等に出演。ベートーヴェン『第九』や宗教曲のソリストとして、藝大フィルハーモニア管弦楽団、オルケストル・アヴァン=ギャルド、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等との共演、「クラシック・キャラバン2022」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」への出演など、多方面で活躍している。ドイツリートの研究にも積極的に取り組んでおり、2023年よりドイツにて白井光子、Hartmut Holl両氏の元で研鑽を積む。日本コロムビア『Opus One』レーベルより"Meine Lieder"リリース。二期会会員。
■オルガン1:パブロ・エスカンデ Pablo Escande
アルゼンチン生まれ。
ブエノスアイレスの音楽院でディプロマを取得後、オランダでチェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音をJ・オッホに、作曲をR・レイナに師事。
アムステルダム音楽院卒業後より世界各国から委嘱を受け、国際的なアーティスト達により各地で演奏され続けている。2008年アメリカ・アリエノール作曲コンクール名誉賞、2016年イタリア・ノヴァーラ映画音楽作曲コンクール最もオリジナリティのある作曲家賞、TRINAC2017室内楽部門最優秀賞受賞。
オランダ在住中は数々のオペラやプロジェクトに参加しながら、バロック声楽の名手M.v.エグモントの伴奏者を長年に亘り務めた。
現在は日本に在住し、多彩な音楽活動を広げており、作曲や編曲だけでなく、幅広い知識や見解による指揮や伴奏にも定評がある。
日本テレマン協会ミュージックアドヴァイザー、テレマン室内合唱団指揮者、KANSAI BAROQUE指揮者、京都女子大学非常勤講師、大阪音楽大学非常勤講師。
■オルガン2:冨田 一樹 Kazuki Tomita
©加納典明 |
大阪音楽大学オルガン専攻を最優秀賞を得て首席で卒業。同大学音楽専攻科オルガン専攻を修了。その後リューベック音楽大学大学院オルガン科修士課程を最高得点で修了。オルガンをアルフィート・ガスト、古楽をハンス・ユルゲン・シュノールの各氏に師事。2016年ライプツィヒ第20回バッハ国際コンクールのオルガン部門にて日本人初となる第一位と聴衆賞を受賞。バロック音楽を得意とし、国内外でレクチャーコンサートをはじめ数多くの演奏会に出演すると共に、YouTubeではパイプオルガンを紹介する活動も行う。2024年4月から神戸女学院大学の非常勤講師を務める。(一社)日本オルガニスト協会会員。これまでに「咲くやこの花賞(音楽部門)」「音楽クリティック・クラブ賞(奨励賞)」「坂井時忠音楽賞」等を受賞。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2016年12月)に出演。関西を拠点とした全国各地での広い活動とオルガン音楽の普及への尽力が認められ「2023年度(令和5年)大阪文化賞」を受賞した。
オフィシャルサイト:https://kazukitomitaorg213.wixsite.com/home
公式You tubeチャンネル:
https://www.youtube.com/@organisttomitakazuki8436
公式Facebook:https://www.facebook.com/kazuki.tomita.77
■管弦楽:音登夢管弦楽団 Ototomu Chamber Orchestra
木村直子を中心とするオーケストラ。木村直子は京都フィルハーモニー室内合奏団のコンサートミストレスを務めた。
1998年夫君木村政雄と共に音楽企画集団「音登夢」を創立。音登夢管弦楽団は、室内楽のようなきめ細かいアンサンブルが持ち味のオーケストラである。中でも小玉晃氏が指導される合唱団とのコラボレーションは好評を博している。
■少年合唱:京都市少年合唱団 Kyoto Junior Chorus
全国で公立初の少年合唱団(児童合唱団)として 1958年に創立され、合唱を通して豊かな音楽性と人間性を育むことを目的に活動を行っている。小4から中3まで総勢約200名の団員が在籍し、そのうち本演奏会に出演するのは、選抜グループ「響(ひびき)」の所属団員。
京都コンサートホールにおいて年に2回開催する定期演奏会を活動の中心とし、その他様々な演奏活動を行っている。
これまでに、京都市交響楽団や京都フィルハーモニー室内合奏団、大阪フィルハーモニー交響楽団等のプロのオーケストラ、著名な指揮者、また海外の団体とも、多数にわたり共演を重ねている。
近年は小澤征爾音楽塾オペラ公演や全国共同制作オペラ、関西二期会のオペラ公演等、オペラにも多数出演。クラシックだけにとどまらず、「ゆず」「一青窈」らのポップアーティストとの共演を果たすなど、ますますその活動の幅を広げている。